大腿・下腿義足

 「信頼のおける義足」私たちが義足を製作する時、最も大切にしているテーマです。

あらゆる生活環境において不安を取り除ける義足を作りたいと思っています。

 その実現の為、採型時には採型治具を積極的に導入しています。

これにより確実で快適な適合が得られ、思い通りの歩行が行えます。

 このページでは私たちが導入している採型治具について紹介します。

 

 


大腿義足

大腿義足 SIT CAST

 大腿義足のソケット採型(型取り)は手技で行うのがこれまでの常識でした。手技での採型は製作者の技術の差が出たり、製作する度に形状が違ったりといった欠点があります。

 それに対し、私たちが使う採型治具(シットキャスト)は正確で安全、常に安定した形状で採型ができます。

 採型中もユーザーは治具に座る感覚なので、片足で立ち続ける必要が無くなり、非常に楽に行えます。



下腿義足

下腿義足 IPSO

 股義足、大腿義足同様に下腿義足においても私たちは採型治具を使用しています。

 日本に3台しかないこの治具は荷重採型という方法で、体重をかけながら採型を行います。

 立位や歩行中の身体の状態をソケットの形状に再現できます。体重を断端全面で均等に受け止めるソケットが完成します。